皆さんはXLOOKUP関数を聞いたことありますか？XLOOKUP関数はVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を合わせたような関数です。今回はXLOOKUP関数を紹介したいと思います。
XLOOKUP関数
=XLOOKUP(検索する値,検索範囲,検索結果の範囲,見つからない場合の表示,一致モード,検索モード)
検索する値：検索する値を指定します。空白にした場合は、空白のセルになります。
検索範囲：検索する範囲(1行または1列)。検索する値を複数にすれば、それに応じた行または列の範囲を指定します。
検索結果の範囲：返す範囲を指定します。
見つからない場合の表示：見つからなかった場合に表示されます。
一致モード：一致の種類を指定します。
| 入力 | 一致 | 見つからない場合 |
| 0 | 完全一致 | ＃N/A（規定） |
| -1 | 完全一致 | 次に小さい値が返される |
| 1 | 完全一致 | 次に大きな値が返される |
| 2 | ワイルドカードの一致(部分一致) |
検索モード：
| 入力 | 検索方法 |
| 1 | 先頭項目から検索を実行(既定) |
| -1 | 末尾の項目から検索を実行(1とは逆方向) |
| 2 | バイナリ検索を実行 |
| -2 | 降順でバイナリ検索を実行(2(昇順)とは逆方向(降順)) |
まとめ
XLOOKUP関数を紹介しました。VLOOKUP関数とHLOOKUP関数どちらも兼ね備えたような関数で、一致モードと検索モードにより、検索方法の幅が広がるので、XLOOKUP関数の方が用途は広いかもしれません。是非覚えて使ってみてください。
