【エクセル】リストの中から選択して選びたい ードロップダウンリストー

入力フォームで登録をする時、生年月日などをリストの中から選んだことはありませんか?今回はリストの中から選択して選ぶドロップダウンリストの作り方を紹介したいと思います。また、ドロップダウンリストを複数使って絞り込んで行く方法も紹介したいと思います。

ドロップダウンリスト

方法

図1

今回は図の1ような生年月日をドロップダウンリストで入力してみたいと思います。

ドロップダウンリストに表示するリストを作成する

図2

別シートの”list”に図2のようなリストを作成します。今回は便宜的に西暦1981年から、日は何月でもすべて31日まで表示できることとします。

ドロップダウンリストにするセルをアクティブにする

図3

まずは西暦にドロップダウンリストを作っていきます。

データタブのデータツールグループ、”データの入力規則”を選択する

図4

設定タブの入力値の種類を選択し、”リスト”を選択する

図5

元の値”にリストに入れる範囲を選択する

図6

ドロップダウンリストが表示される

図7

ドロップダウンリストが表示されました。月、日も同様に入力してやれば完成です。

図8

ドロップダウンリストで絞り込む

ドロップダウンリストを使えばリストから選べますが、種類が多くなると選ぶのも一苦労です。また、分類されているものであれば、分類を細かくするにつれて絞り込んでいけると便利です。

方法

今回は図9の表を使って説明していきます。F2に犬、猫をドロップダウンリストで選んで、F3にF2で選んだものをもとに犬の種類か猫の種類のリストを表示させるようにしたいと思います。

図9

名前の定義をする

まず犬の種類、猫種類それぞれの名前の定義をします。種類1に入力される値と同一にします。今回は種類1には B2:C2 の値を入れる予定ですので、それと同様の名前を定義します。図9、10のように同一の名前を定義します。

図9
図10

F2にドロップダウンリスト作成

F2にB2:C2を参照してリストを作成します。こちらは上記と同様の方法です。

図11

F3にドロップダウンリスト作成

F3にもドロップダウンリストを作成しますが、リストの参照範囲を入れる”元の値”に数式を入れます。

=indirect(F2)

この数式はF2に書かれている文字列を参照しますという意味になります。対象になるのはセルと定義された名前です。もしF2にA1と書かれていれば、セルのA1を参照しに行きます。また、定義された名前が書かれていれば、定義された名前の一覧を参照しに行きます。今回は、F2の値を定義された名前と同一にすることでさらにドロップダウンリストを作るという意図です。

図12 もとの値に数式入力

F2に値がはいっていないとエラー表示が出ますが、そのままOKします。

図13
図14

絞り込んでリストを選択できるようになりました。

まとめ

今回はリストから選択して選ぶドロップダウンリストの作り方を紹介しました。この方法は、時短になるだけでなく、スペースや全角、半角などの表記ミス等もなくなるので、重宝する場面も多いかと思いますので覚えて活用してみましょう。

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